アップルが10月に国内マーケットに投入したビデオ・キャスティング対応の第5世代「iPod」。(提供:アップルコンピュータ)

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アップルコンピュータ(東京都新宿区)は16日、同社のデジタルオーディオプレーヤー「iPod」の国内シェアが59.8パーセントと約6割(Business Computer News調べ)になったことを発表した。

 アップルは2005年8月4日、国内での「iTunes Music Store」(アイチューンズ・ミュージック・ストア)を開始、さらに9月8日には超薄型の「iPod nano」を、また10月21日にはビデオ・キャスティングに対応した第5世代「iPod」を相次いで発表・発売するなど、日本のデジタルオーディオプレーヤー市場でシェアを拡大してきた。

 アイチューンズ・ミュージック・ストアでは、100万曲を超える楽曲と、ミュージックビデオや短編アニメーションなど1000種類以上、さらに、1万1000冊のオーディオブックや2万5000種類のポッドキャストが提供されており、新たにインディーズレーベルが加わるなど、楽曲数も増えている。

 また、日産自動車が11月14日に発表した新型「ウイングロード・ライダー」に、「iPod」アダプター付専用HDDナビゲーションシステムをメーカーオプションとして設定するなど、「iPod」を取り巻くビジネスも活況を呈している。【了】

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