インテルの守備強化がまたストップだ。グラナダからジェイソン・ムリージョの1月移籍を断られたのに続き、インテルはグレミオに所属する28歳のDFロドルフォの獲得も破談となるかもしれない。

インテルは50万ユーロ(約6700万円)のレンタル料、買い取り金額280万ユーロ(約3億7000万円)という条件を提示しているが、グレミオはこれに納得していないようだ。ルイ・コスタSDが『Radio Guaiba』でこう話している。

「我々にとって良いことがない。我々は努力してロドルフォを獲得した。彼の価値を高めていく。ロドルフォのマネジメントを務める人たちは真面目で有能だ。我々は心配していない。選手とクラブにとってベストのオファーかもしれないことは分かっているが、我々は心配していないよ」

金額以上に、グレミオはレンタルでロドルフォを放出するつもりがないようだ。だが、インテルにもすぐに彼を買うつもりがない。そのため、両クラブが合意に達するのが難しくなっている。

ロドルフォ本人は『calciomercato.com』で、オファーは受け取っていないと話している。

「インターネットでインテルからの関心を知った。代理人に正式なオファーは届いていない」

おそらく、選手はクラブを困らせたくないと望んでいるのだろう。インテルはグレミオよりも好条件のサラリーを出すだろうが、グレミオは今のところ譲らない姿勢だ。