iPhoneを超えた?Nexus 6を超えた? 2014年ベストスマホと呼べるAscend Mate7の5つの特徴

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ファーウェイ・ジャパンから6インチ大画面の最新スマホ『Ascend Mate7』が発売になった。このAscend Mate7は、同社が今年の夏から立て続けにSIMフリースマホを発売してきた製品の中でも一線を画する高性能なスマホだ。

Ascend Mate7は、iPhone 6やXperia Z3を飛び越えて、最新6インチスマホのNexus 6にも匹敵する性能を秘めている。
その特徴を見てみよう。

その1 iPhone 6 Plusと同じ本体サイズなのに画面が大きいAscend Mate7
Ascend Mate7の本体サイズは157x81x7.9ミリ。これはiPhone 6 Plusの158.1x77.8x7.1ミリとほぼ同じ大きさだ。ところがAscend Mate7はiPhone 6 Plusの5.5インチよりもさらに大型の6インチディスプレイを搭載しているのだ。

大画面が欲しくてiPhone 6 Plusを買ったものの、5.5インチの割に本体サイズが大きすぎる。これなら6インチのAndroidスマホにすればよかった、と思っている人もいるかもしれない。だが、Ascend Mate7であれば「6インチの大画面で、この本体サイズなら十分納得できる」と思うに違いない。

しかも6インチの画面サイズがあれば簡易タブレットとしても使える。仕事のプレゼンファイルの閲覧にも便利だし、動画の視聴もより迫力ある大画面で楽しめる。


iPhone 6 Plusとほぼ同じサイズにもかかわらず、画面は6インチと大きい


その2 くっきり表示のジャパンディスプレイとセルフィー対応の高画質フロントカメラ
Ascend Mate7の背面側のメインカメラは1300万画素と、各社の上位モデルと同等の画素数。さらに前面のフロントカメラはiPhoneよりも高画質な500万画素と、こちらも高画質だ。
この高画質なフロントカメラにより、自分を撮影するセルフィーも、静止画だけでなく動画も綺麗に写せる。撮影モードには女性にうれしい美顔モードも備えている。また仲間たちとの集合写真も写せるようにフロントカメラでもパノラマ撮影に対応しているのだ。

しかも撮影した写真や動画は6インチの大画面ディスプレイで美しく再生ができる。そのヒミツが日本のジャパンディスプレイの搭載だ。ジャパンディスプレイは、従来よりも「黒」がくっきりと表示できるという。またディスプレイは傷のつきにくいゴリラガラス3を採用しているので、保護フィルムを貼る必要も無さそうだ。

その3 iPhoneより使いやすい指紋センサー搭載でワンタッチロック解除
Ascend Mate7は、背面のカメラの下に指紋センサーを備えている。この部分に指先を当てるだけで即座にスマホのロック解除が可能だ。この背面にある指紋センサーは、Ascend Mate7を手に持った時、自然に指先を当てることができる。また多少指先が濡れていてもしっかりと指紋認証をしてくれるという。指をあてる向きは上下左右、どの方向でも問題ないと、柔軟性も高い点も使いやすい。

iPhone 5s以降を使ったことのある人ならわかるだろうが、指紋認証によるロック解除は非常に便利だ。ところがホームボタンの指紋センサーはiPhoneを持ってから指先を下にずらさなくてはならず、持ち方によっては操作がしにくい。背面にセンサーを設置したAscend Mate7はその点でiPhoneより使いやすさで一歩リードしている。


自然に指先でタッチできる背面指紋センサー搭載。本体は金属製で高級感もある


その4 高価な本体に見合った高級感ある金属ボディー
高価格なスマホは外観も高品質であってほしいものだ。Ascend Mate7の本体は軽量なアルミニウム合金で覆われている。iPadにも負けない高級感あるルックスなのだ。ちなみに金属製のボディーは放熱効果も高いので、高負荷でスマホの動作が遅くなったり、フリーズしたりというトラブルに見舞われる心配も軽減される。

また操作体系は、ファーウェイが独自に開発した「Emotion UI」を採用。このEmotion UIは片手でも操作しやすい工夫がされているほか、アイコンなどのデザインをまとめて変更できるテーマも多数用意されている。自分好みのメニュー画面へのカスタマイズも簡単だ。

というその5 スマホとしての最高レベルの高速通信、タブレットなみの大容量バッテリー搭載
Ascend Mate7は、基本的なスペックが他社のハイエンドモデルに負けないほど十分高い。LTE通信は、現在販売されているスマホの中で最高の300Mbpsの高速通信に対応している。またCPUはクアッドコア1.8GHz、バッテリーも4100mAhでタブレットなみの大容量を搭載しているので長時間利用が可能だ。それでいて重量は185グラムと、通常の大画面スマホと同等に抑えられているのだ。

iPhoneの独走を抑えようとソニーXperiaやサムスン電子GALAXYもがんばっているが、それらを越えた高性能を実現しているのがファーウェイのAscend Mate7なのだ。
まさに性能と品質のガチバトルで、iPhoneやXperia、GALAXY、Nexusを蹴散らすほど高性能なスマホが登場したAscend Mate7の性能には目を奪われるに違いないだろう。


山根康宏