睡眠不足を解消して「痩せ体質」を作る飲み物とは?
この春から、新しい生活をスタートさせた方、新生活には慣れましたか?生活のリズムが変わって、なんだか疲れがとれない、睡眠不足になりがち・・・という方も多いのではないでしょうか。実は、睡眠不足になると疲れが取れないだけでなく、太りやすい体質になってしまうんです。そこで今回は、寝る前に飲めば自然な眠気を促してくれる飲み物を3つご紹介します。
(2)ココアココアには、末梢部の血流を改善して身体を温める効果があるだけでなく、ココアに含まれる「テオブロミン」には、緊張を緩めリラックスした状態を作る効果があります。ココアを飲むと30分後には手足が温まり始めるそうですから、手足が冷えて眠れない、という方は、寝る1時間ほど前に飲むと良いですね。(3)ホットミルク昔から安眠を促す飲み物と言われるホットミルク。ホットミルクは効果がない、とも言われますが、富山医科薬科大学の研究によれば、就寝前に200mlの牛乳を飲むことで睡眠の質が向上する可能性があるそうです。また、ホットで飲むこともポイント。牛乳自体に身体を温める効果はありませんが、温かい飲み物が胃に入ることで身体深部の体温が高くなります。温まった深部体温が徐々に戻ってくるときに自然と眠気を感じますので、そのタイミングでベッドに入ればぐっすり眠れそうですね。
(岩田麻奈未/ハウコレ)
■睡眠不足だと太る?!
睡眠不足だと、活動時間が長いため痩せそうなものなのですが、実は逆。睡眠不足と肥満の関係は世界各国で研究されていますが、その研究によれば、睡眠不足になると、食欲増進ホルモン「グレナリン」の分泌が盛んになり、飢餓感が増してしまうとのこと!その上、睡眠不足だと疲労感が強いため、気持ちも活動的になれず、自然と消費エネルギーが減り、代謝の悪い太りやすい身体になってしまうのです。■睡眠不足になるNG習慣
生活習慣も、もちろん大切なのですが、寝る前に飲んだり食べたりしたものでも睡眠は妨げられてしまいます。本来寝ている間は抗利尿作用が働きトイレに行きたくならないようになっているのですが、寝る前にアルコールやハーブティなど利尿効果の高い飲み物を飲むと、夜中にトイレに起きる原因に。また、清涼飲料水や健康ドリンクも注意!カフェインが含まれていると、神経を興奮させて熟睡しにくくなるだけでなく、利尿作用もあり眠りが浅くなってしまいます。■睡眠を促す飲み物 3つ
(1)抹茶抹茶に含まれる「テアニン」というアミノ酸には、気持ちをリラックスさせる効果があります。太陽化学株式会社の研究によればテアニンを摂取すると約40分後にα波が現れ、脳がリラックスした状態になることがわかっています。寝る40分前に抹茶を飲めばリラックスした状態で眠りにつくことができますね。抹茶(濃茶)4gに約100mgのテアニンが含まれていますから、睡眠のために飲むなら濃茶4gをお湯に溶いて飲むのがおススメ。(2)ココアココアには、末梢部の血流を改善して身体を温める効果があるだけでなく、ココアに含まれる「テオブロミン」には、緊張を緩めリラックスした状態を作る効果があります。ココアを飲むと30分後には手足が温まり始めるそうですから、手足が冷えて眠れない、という方は、寝る1時間ほど前に飲むと良いですね。(3)ホットミルク昔から安眠を促す飲み物と言われるホットミルク。ホットミルクは効果がない、とも言われますが、富山医科薬科大学の研究によれば、就寝前に200mlの牛乳を飲むことで睡眠の質が向上する可能性があるそうです。また、ホットで飲むこともポイント。牛乳自体に身体を温める効果はありませんが、温かい飲み物が胃に入ることで身体深部の体温が高くなります。温まった深部体温が徐々に戻ってくるときに自然と眠気を感じますので、そのタイミングでベッドに入ればぐっすり眠れそうですね。
■おわりに
睡眠不足は、食欲を増加させてしまうだけでなく、睡眠中に届けられるはずの栄養が細胞に届かず、お肌や髪にも影響が出てしまいます。まだ新生活に慣れなくて睡眠不足という方、お休み前に睡眠を促す飲み物を飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。(岩田麻奈未/ハウコレ)