10月18日のブンデスリーガ、ホッフェンハイム対レヴァークーゼンの一戦で、レヴァークーゼンFWシュテファン・キースリンクのゴールが「幻のゴール」として得点になった誤審問題。同選手はフェイスブックで、次のように謝罪していた。

「テレビのリプレーではっきり見たよ。あれは正当なゴールじゃなかった。すべてのサポーターに対し、試合展開について申し訳なく思う。もちろん、こういう勝ち方はまったく素晴らしくない」

だが、この謝罪も意味はなかったようだ。フェイスブックで罵倒の言葉が寄せられ、キースリンクはアカウントを閉鎖することに決断した。クラブが、SNS上で「複数名が彼に対して罵倒」し、選手がプロフィールを削除することに決めたと認めている。

『エクスプレス』のインタビューで、キースリンクは自宅に対する脅しの文書も受け取ったことを明かしている。同選手は「限界まで来ている」と話した。

ドイツサッカー連盟は28日、再試合を求めるホッフェンハイムの要求を退けている。同連盟は、フェリックス・ブリッヒ主審が規則を犯していないとした。試合は2−1でレヴァークーゼンの勝利に終わっている。