ミランでのプレーを振り返るフラミニ「戦術面で多くの発見をした」

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 日本代表FW宮市亮の所属するアーセナルへ復帰した元フランス代表MFマテュー・フラミニが、2008年から所属したミランでのプレーについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 フラミニは昨シーズン限りで、2008年から所属したミランとの契約が満了。2004年から4年間在籍したアーセナルに復帰することとなった。フラミニは、セリエAでのプレーを振り返り、「イタリアでも進化したと言える。僕は今29歳だけど、イタリアでは数多くゲームでプレーして、戦術面で多くの発見をしたよ。(イタリアでは)ほとんどスペースを与えないからね。だから僕は、自分のプレーも進化できたと思っている。セリエAは、イングランドよりもずっと戦術的(な試合を展開する)。イングランドはもっとスピーディーでフィジカル的だし、最後まで続く激しさはすごく強烈だ。イタリアはもっとスペースが少ない。だからイングランドのように多くのゴールが決まるわけではないんだ」と、語った。

 そして、「戦術面では以前よりもずっと優れていると思うよ。イタリアでの5年間、トレーニングであらゆる戦術を学んだからね。ピッチ上での自分のポジションを知ることを学んだんだ。そうすると、この年齢でもゲームを読む力が上がるんだ。ポジショニングが重要なんだよ」と、話した。

 現在29歳のフラミニは、マルセイユの下部組織出身で、2003年12月にトップチームデビュー。2004年にアーセナルへ移籍した。2008年からはミランに在籍し、昨シーズンはリーグ戦18試合に出場し、4得点を記録している。