本日発売の新しい「Nexus 7(2013)」はどのモデルを買えばいい?コストと用途別の選び方

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7インチサイズの小型タブレットとして注目の「Nexus 7(2013)」(エイスース製)の発売が開始されました。

Nexus 7(2013)は、本日発売のWi-Fiモデル(16GB/32GB)、9月中旬以降に発売予定となるLTEモデルの2モデル3機種となります。購入時にどれを買おうか、悩む人も多いかと思います。

そこで、3機種のコストと用途から、どの機種を選ぶのが最適かをチェックしてみました。


Nexus 7(2013)Wi-Fiモデル
本体の価格は、16GBモデルでが2万7,800円、32GBモデルが 3万3,800円となっています。

前機種の「Nexus 7(2012)」(エイスース製)は、16GB版モデルが1万9,800円、32GBモデルが 2万4,800円だったことを考えると、Nexus 7(2013)の本体価格は高く感じますが、CPU性能は約1.8倍、GPU性能は約4倍、メモリ容量(RAM)は約2倍、画面解像度はフルHD(1980×1080ドット)に対応、500万画素の背面カメラを搭載、さらに本体重量が約290gと、軽量・薄型化を図り、性能面を考慮すると、相変わらずコストパフォーマンスは、高い製品と言えます。

○0円のランニングコスト
Wi-Fiモデルの魅力は、ランニングコストの安さです。通信は自宅と仕事場のWi-Fiを利用し、通勤や外出などの移動中は所有しているスマートフォン(スマホ)のテザリングを活用すると、新たな通信費用は発生せず、0円で運用ができます。また、既にモバイルWi-Fiルーターを所有していれば、旅行や出張など、長期・長距離の外泊や移動中でも追加費用なしで利用することができます。

○通信費を掛けたくない人に最適
テザリング対応のスマホもしくは、モバイルWi-Fiルーターを持っている人であれば、本体を購入するだけですぐに利用でき、費用も本体代のみということになります。

○電子書籍コミック、動画視聴などがしたい人にはベスト
フルHDに対応したことで、電子書籍の特にコミックを読みたい層には最適な製品となりました。電子コミックは台詞などが画像に埋め込まれているため、解像度の高いディスプレイが必要になります。HDとフルHDディスプレイに電子コミックを表示させて見比べると、その差は一目瞭然です。

またNexus 7(2013)は、メモリ(RAM)が2GBとなるなど、全体的なマシンパフォーマンス向上により、HD動画も滑らかな再生が可能となっています。そのため、動画のストリーミングサービスを利用するのにも適しています。


Nexus 7( 2013)LTEモデル
LTEモデルは、32GBモデルのみで、本体の価格は3万9,800円で販売される予定です。

LTEモデルは、「SIMロックフリーモデル」ということもあり、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスのSIMが利用可能と予想されています。利用エリアが広く、高速通信が可能なキャリアのLTEサービスが利用できる反面、通信費が高くなってしまうという課題があります。

そこで、LTEのメリット活かす方法としては、大手のキャリア(通信事業者)からの回線を借りて格安のSIMを提供している日本通信(b-mobile)やOCN、などのMVNOサービスを利用することもできます。

●b-mobile スマートSIM 月額定額
月額基本料と利用料
 980円  使い放題(150kbps)
1,980円  1GBまで
2,980円  2GBまで
初期費用3,150円

基本料0円 SIM
使わない月は維持費が0円、1GBまでなら定額3,780円で利用できます。

月額基本料と利用料
  0円  使わない月
1MB 37.8円 100MBまで
3,780円  1GBまで
初期費用(SIM価格)オープン価格

アマゾン限定 高速定額
LTE高速通信が500MBまで定額で使える
1,980円 500MB(500MB単位で追加可能)
初期費用(SIM価格)オープン価格

●OCN モバイル エントリー d LTE 980
最大112.5MbpsのLTEを1日30MB(1か月約900MB)まで利用可能
 980円  1日30MBまで(月900MB)
NTTドコモのXiとFOMAが利用できます。
最大112.5MbpsのLTEを1日30MB(1か月約900MB)まで利用可能
初期費用(SIM価格)3,150円


○外出時はあまり通信を使わないので通信費を安くしたい人
スマホのテザリングやモバイルWi-Fiルーターを利用したくない人、従来型の携帯電話(ガラケー)をメインに利用している人で、通信費を安くしたい人には、格安SIMを利用するメリットはあるでしょう。


○手ぶら派 Nexus 7(2013)だけで持ち歩きたい
主に自宅で利用するけれど近場の外出には持ち出したい人や、モバイルWi-Fiルーターなどの余分な機器は持ちたくない人には最適です。


Nexus 7 2013 16GB?32GB? どっちがいいの?
16GBと32GBの価格差は6,000円。大は小を兼ねるとも言われる通り、記憶容量は多いにこしたことはありません。特にNexus 7(2013)は、外部メモリカードを挿して容量アップができませんので、本体容量は多いほうが安心できます。

とはいえ、少しでも安く購入したいと言う人も多いかと思います。

○ネット利用が中心なら16GBでも必要十分
ネット閲覧やSNS、電子書籍利用がメインであれば、16GBモデルでも十分に実用機として利用できるでしょう。インターネット閲覧やコミュニケーション端末としての利用を考えていのであれば、無理して価格の高い32GBモデルを選ぶ必要はないでしょう。

○音楽、動画などを沢山活用したい
音楽試聴や購入、動画の撮影や鑑賞などを利用したい人には、32GBモデルをオススメします。また、SIMフリー端末として大手キャリアや格安のSIMを使用して安定したモバイル通信を利用したい人には、32GBモデルが適しています。


Nexus 7(2013)は、前機種より本体価格はあがりましたが、モデル選択を間違わなければ、高いコストパフォーマンスと満足度がえられそうな魅力的なタブレットです。自分の用途予算に適したモデルを上手に選んで購入し、楽しく利用しましょう。

Nexus 7 – Google