テーブルやデスクに表示された画像を手で操作する近未来的なシーンを映画やドラマなどで見かけたことがある人は多いだろう。

実はあれ、2008年に発表されたマイクロソフトの「Microsoft Surface」を使ったテーブル型の液晶PCなのだ。DLPプロジェクターで映像を出し5台のカメラで動きを検出する大掛かりな構造だった。

2008年には日本への投入が見送られていたが、今回バージョンアップと高性能化が実現したことで「サムスン SUR 40 for Microsoft Surface 2.0」(以下、SUR 40)を日本市場に投入すると日本サムスンが発表した(価格はオープンプライスで150万円前後の予想)。

SUR 40は液晶パネルの内部にセンサーを内蔵している。これと2.0へと新しくなったMicrosoft Surfaceとを組み合わせた新技術「PixelSense」により本体の大幅なスリム化と高画質化を実現している。


通常のPCとは違いキーボードやマウスといった入力デバイスを必要とせずに手と指を使ったタッチ操作だけですべての操作が可能になっている。また、PixelSenseは最大52点までのタッチ操作を個別に認識できるようになっており、複数の人が同時に操作を行っても、それぞれ個別に認識可能だという。

液晶内に設けられたセンサーは、手のひらや指だけでなく、チラシやクーポン券、置物、会員カードのような様々なモノを認識できるのに加えて「Surfaceバイトタグ」という専用の二次元バーコードが書かれたタグを物体の底部に貼付ておけば、それに合わせた特定の動作や処理を呼び出すこともできる。

様々なビジネスシーンに投入することで、それぞれのビジネスを大いに盛り上げることが可能なこのテーブル型PC、発売は夏ごろになるが3月6日より東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJapan」のマイクロソフトブースで実物に触れることが可能だ。

サムスン SUR 40 for Microsoft Surface 2.0
日本サムスン
リテールテックJapan

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