重慶で行なわれた「女子サッカー4カ国リーグ」の閉幕後に、韓国女子サッカー代表監督が述べた発言が話題になっている。同大会は北朝鮮女子代表の優勝で幕を閉じたが、同代表のパク・ナムヨル監督は大会後「韓国もいつの日か必ず、なでしこジャパンのようにワールドカップ優勝の奇跡を再現することができる」と発言。なでしこジャパンへのリスペクトを込め、今後の飛躍を誓っていた。

 しかしこの発言は、日本の一部ネットユーザーにとって、なでしこと自国代表を同列視する発言に映ったようだ。「立ち位置や身の程も理解できないのか」「どの口が言うとんじゃ」「日本がいないアジアの大会でも優勝できないのに」といった批判が飛び交う一方、「全然日本を嫌ってる訳でも嫉妬してる訳でもない」「この監督は冷静」「まともな意見じゃないか」と擁護する声もあった。

 なお、なでしこジャパンは女子W杯通算6度の出場で最高成績は優勝、五輪は出場3回で最高成績は4位。それに対し韓国女子の女子W杯通算出場は1度(グループリーグ敗退)、五輪には出場経験がない。