メッツェルダー「シャヒンがレアルで成功を収めるのは難しいだろう」

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 シャルケの元ドイツ代表DFクリストフ・メッツェルダーは、7日付のスペイン紙『AS』とのインタビューで、自身がかつて在籍したレアル・マドリードに今シーズンから加入したものの、負傷などの影響により出場機会を得られていないトルコ代表MFヌリ・シャヒンの現況を分析すると共に、今後の巻き返しについて厳しい見解を示した。

「レアル・マドリードでは誰も待ってくれない。せっかく移籍しても、自分の調子が上がらないうちにチームが10試合のうち9試合に勝利すると、既に周囲からの期待を失ってしまう。つまり、加入直後から活躍しなければならないということだ。そういったことから判断すると、シャヒンがレアル・マドリードで成功を収めるのは難しいだろう」

 メッツェルダーは一方、ドルトムント時代の後輩であるシャヒンのプレースタイルを次のように説明した。

「シャヒンは少しスピードに欠けるとはいえ、素晴らしい選手であることに違いはない。レアル・マドリードでは汗かき屋の(サミ)ケディラの横でプレーするのが、彼にとってはベストと言えるだろう。彼はシャビ・アロンソほど戦略的なオーガナイザーではなく、創造性に溢れた(メスート)エジルにより近い選手だ。プレーするのはエジルより少し後方だけれどもね」

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