8日のセリエA第17節でアタランタに2−0と勝利したミラン。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は次のように勝利を喜んでいる。

「素晴らしい試合だった。フィジカルの激しい試合だったね。選手たちはうまく適応してくれた。多くのMFを欠いていたし、(ケヴィン=プリンス・)ボアテングはインサイドハーフとしてプレーした。我々は勝利にふさわしかったよ。アタランタに多くを許さなかった」

「(ウルビー・)エマヌエルソンも良かったし、(アレシャンドレ・)パトも良かった。チームのパフォーマンスに満足しているよ。今日は勝つことが大切だった。そして、我々はそれを実現したんだ」

アッレグリ監督は1ゴール1アシストのFWズラタン・イブラヒモビッチについて、「チアゴ・シウバと同じように、彼は違いとなる」と称賛。一方で、次節のダービーに向けて準備をしているようだ。アッレグリ監督はミランの指揮官になってから、これまでのインテル戦で常に勝利を手にしている。同監督は「4度目も勝てるように願っているよ」と笑顔で語った。

パトに対するファウルでPKが与えられたことには、疑問の声も上がっているが、アッレグリ監督は「疑わしい場合やPKじゃない場合、私は常に誠実に認めてきたと思う。だが、今回はPKだった」と一蹴している。

ボアテングをインサイドハーフで起用したことについても、「(オーナーのシルヴィオ・)ベルルスコーニだけが気に入っている策じゃない。彼が加入したとき、私もあそこでプレーさせた。うまくやってくれたね」とコメントした。

最後に、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスの獲得に関して質問されると、アッレグリ監督は「彼を評価しているのは普通のことだ。どんな監督だって彼のことは欲しいだろう。今はシティの選手なんだ。もしも加わったら、そのときに話そう」と述べるにとどまった。