イタリア代表は15日の国際親善試合で、ウルグアイ代表にホームで0−1と敗北を喫した。イタリア統一150周年を祝う1年の最後に、ローマのオリンピコで黒星を喫したことは、なかなか消化できないだろう。だが、就任から3敗目を喫したチェーザレ・プランデッリ監督は試合後、パフォーマンスには落胆していないと語った。

「不当な敗北だったよ。相手はとても強く、素晴らしいチームだった。だが、我々はパフォーマンスという点で良い試合をしたよ。最後まで同点に追い付こうとした。良いチャンスもつくったね。ゴールを奪うのに何もする必要がないこともあるんだが。大事なのは、最後まで常に挽回しようとしたことだ」

ウルグアイは非常にタフで、価値あるチームであることを示した。

「彼らは我々に攻撃へ転じさせなかった。ストライカーたちにプレスをかけていたね。だが、前半の我々はそれほど悪かったわけではない。彼らはワールドカップでベスト4まで進み、コパ・アメリカを制している。素晴らしい自信を手にしているんだ。我々もそういうチームになるために仕事をしなければいけない。2012年はもっと強いチームにならなければいけないんだ」

前半の45分間でピッチを退いたMFリッカルド・モントリーヴォは、次のようにコメントしている。

「とても悔しいね。前半も後半も、イタリアは良い試合をしたからだ。彼らはうまかったけど、ラッキーでもあった。序盤のゴールで彼らがプレーしやすくなったのは確かだ。リードを奪ってから、彼らは全員がボールラインより後ろに引いた。僕らはかなりボールをポゼッションしたけど、ゴールを決めることができなかったんだ」

「中盤も前線も良い試合をしたと思う。序盤のゴールが試合を左右した。改善すべきことはあるけど、この敗戦は悔しいね。ウルグアイは1−0で勝った。でも、プレーの面では違う。それは僕らの方が良かった。僕らはこの道を進まなければいけない」