ブラジルに2−1で逆転勝ちして準決勝一番乗りを果たしたオランダ。決勝点を決めてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたウェズレイ・スナイデルは試合後、「あれはボールが僕の坊主頭をすべって入ったんだよ。最高の気分だ」とコメント。「すごい試合だった。世界に僕らがどんなプレーができるか見せることができたと思うよ。ついに僕らが勝ったんだ。僕らがブラジルを破ったんだ」
「前半はとても難しかった。1−0とリードされ、うちのGKがカカのシュートを止めてくれたおかげで、僕らは生き残った。ハーフタイムではもっと改善しないといけない、ブラジルの守備にもっとプレッシャーをかけないといけない、と互いに話した。残り45分間、僕らはアクセル全開で戦い、報われたんだ」

ベルト・ファン・マルヴァイク監督は、「ハーフタイムに選手たちにはっきり言った。『自分たちのプレーをしろ。ブラジル相手に我慢が必要だ』と繰り返し言ったよ。そして、オウンゴールが生まれて、それ以降はどんどんよくなった」と話した。

敗れたブラジルのドゥンガ監督は、「こんなはずじゃなかった。ワールドカップの試合は90分をいかにしっかりやるかだってことはわかっていた。前半はいいプレーができたが、後半にそのリズムをつなげることができなかった。ブラジル代表の監督は私だ。だから、最大の責任は私にある」と話し、辞任を示唆した。


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