サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は19日、日本−オランダ戦が当地ダーバン競技場で行われ、日本は0−1で敗れた。日本の通算成績は1勝1敗で、勝ち点は3のまま。2大会ぶりの決勝トーナメント進出に向け、24日のデンマーク戦に望みを懸ける。

 日本は国際サッカー連盟(FIFA)ランク4位の強豪オランダを相手に善戦を展開した。試合中、オランダは高いキープ力を見せるも、日本の堅い守備で得点のチャンスを作れず、前半はほぼ互角の戦いに。だが、後半になるとオランダの猛攻が始まり、同8分にMFスナイダーが1点を先制。日本は終盤に積極的にオランダを攻めるも、得点には結びつかなかった。

 韓国メディアは「成長した日本サッカー」「オランダ辛勝、日本に身震い」と報じるなど、日本の健闘を称えた。特に、日本の堅い守備は目を見張るものがあったとし、「日本は効果的な守備でオランダを圧迫し、早い反撃シーンを見せた。カメルーン戦での勝利は偶然ではなかったことを十分に示した」と日本のプレーを評価した。  日本は2009年に行われたオランダとの評価試合で0−3と完敗。韓国内ではオランダが多得点を入れ、日本を圧勝するとの見方が強かった。(編集担当:新川悠)



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