6日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでCSKAモスクワを撃破したインテルは、久しぶりにヨーロッパの舞台でベスト4まで進んでいる。

チームはすでに11日に行われるセリエA第33節フィオレンティーナ戦に向けて気持ちを切り替えているはずだが、さらに先のことも視野に入れておかなければならないだろう。インテルがCL準決勝で対戦する相手は、昨年の王者バルセロナだからだ。

それまで、週2試合のペースでゲームをこなさなければならないインテルにとって、バルセロナ戦が厳しいゲームになるのは明らか。特にCL準々決勝セカンドレグのアーセナル戦で4得点を挙げたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについては、対策が必要となるだろう。

インテルのマッシモ・モラッティ会長は、「間違いなくバルセロナとの一戦は非常に困難になるだろう」とコメント。そして、「グループリーグで対戦したときのリベンジを狙わないとね」と、シーズン中の成長に期待している。

ただ、ベストコンディションのメッシを止めることは難しいとも考えているようで、「彼はとてつもない選手だ。見ているぶんには大好きだよ。ただ、我々との試合では本来の彼が姿を見せないことを望んでいる」と述べた。