4月3日(土)より、TBSでは新スポーツ番組「S1」の放送が始まった。

“硬派スポーツニュース大型新番組”(番組ホームページより)として、昨年末に現役を引退した元K-1ファイター・魔裟斗をメインキャスターに抜擢、ゲスト解説には野村克也、ラモス瑠偉、村主章枝らを起用したのだが、その内容はどうだったのか――。初回放送を終え、さっそく気になったシーンや場面を挙げてみよう。

昨シーズン・リーグ2位の大躍進を遂げた楽天だが、今シーズンはスタートダッシュに遅れをとり、頼みのエース・岩隈も3戦に登板しながら、いまだ勝ち星がない不穏な幕開けとなった。

そんな岩隈について、感想を求められた野村前監督は「(岩隈は)大変心配です。エースで落とすっていうのは、内容が悪すぎますからね。かなり今の投げ方を見ていると焦ってます」と語る。

また、具体的には「要するに小手先で、ひょいひょいって放っているような気がしません?ピッチャーはバランス。全体の身体をうまく使って投げていくっていうフォームが一番大事ですから」と説明を加えると、3日のゲームで審判に抗議し退場処分となったブラウン監督についても、「いやいや(退場は)よくないでしょ。あれは一つのパフォーマンス。計算は入ってると思いますよ」と言い切った。