先日、マンチェスター・シティの監督に就任したロベルト・マンチーニは、現役時代の大半をサンプドリアで過ごした。そのサンプドリアでパートナーを務めていたジャンルカ・ヴィアッリは、キャリアの終盤をチェルシーで過ごしている。

新任監督以上にイングランドのサッカーを肌身で感じてきたヴィアッリは、かつての相棒の成功を信じているようだ。

「懐疑的なイングランド人に対して私は、ロベルトのことを伝えたよ。オバマ大統領と同年代で、大きな経験もないまま、インテルに3つのスクデットをもたらしたとね。ロベルトは王冠を持っている。最低でも4位に食い込めるだけのチームを与えられているし、どこにも負けない強力な資金があるね。欠けているものなんてないよ」

また、自身の古巣チェルシーを率いるイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティについても語った。

「カルロの活躍には驚いていないよ。彼は大きな変化をせず。正しいことをした。チェルシーはようやく、(FWディディエ・)ドログバと(FWニコラ・)アネルカを共存させることができたね。2年間タイトルから遠ざかったことで選手たちに募ったハングリーな気持ちをいかすことができているよ」。