「2012」
 天文学や数学に長け、高度に発達しながらも謎に包まれたまま消滅した古代マヤ文明。マヤ人のカレンダーであるマヤ暦は極めて正確なものとして知られているが、その暦は西暦2012年の12月21日で突如終わっている。その理由は「2012年には地球が滅亡する」というのが西洋世界では通説となり、多くの書物が著され、数多くの人がこの説に現実的な恐怖を抱いている。

 そんな、2012年を舞台に、その終末世界と人類が生き残れるかどうかを描いた超大作「2012」が11月21日に日本で公開されることが決定。それを記念して、日本では46年ぶりとなる皆既日食が起きる7月22日(水)に記念イベントを行う。

 本作のメガホンを取ったのは、「デイ・アフター・トゥモロー」など、過去幾度も“地球的危機”を描いてきたエメリッヒ監督。22日のイベントには、監督自ら来日し、フッテージ(撮影済みの編集されていない素材)を世界最速で上映する。

 2009年下半期最大の話題作が隠されたヴェールの一端を脱ぐ…。その瞬間をぜひ体験してほしい。

映画「2012」皆既日食 記念イベント
46年ぶりの“天変地異”を、23区内で太陽に最も近い場所=六本木ヒルズ森タワー屋上 東京シティビュー「スカイデッキ」(標高270m)から、本作のローランド・エメリッヒ監督とリアルタイムで観測。その後、「2012」のフッテージを上映。

2012 - 作品情報

六本木ヒルズ森タワー屋上 東京シティビュー