25日、中国・上海で行われたAFC年間表彰式では、アジア年間MVPは逃したものの年間優秀選手に選ばれたガンバ大阪・遠藤保仁。今やアジアを代表するMFとなった遠藤は、日本テレビ系列、30日放送の「SUPERうるぐす」に出演。インタビューに答え、現在の心境を語った。

3ゴール、8アシスト。大会MVPを獲得したACL制覇について、遠藤は「達成感が非常に強い。表彰式の時に一番グッときましたね」と話したが、オリンピック、W杯ともにメンバーに選ばれながら出場機会には恵まれなかった過去を振り返ると、「(北京では)オーバーエージ枠でも、参加できなかったし、シドニーも、W杯も出来なくて、世界との真剣勝負の場でチャンスを逃している」と悔しさを滲ませた。

クラブW杯では、念願とも言える“世界との真剣勝負”を出来た喜びに、「世界で放送されるので、日本のチームもやれるところを証明したい」と語った遠藤は、必殺技“コロコロPK"についても言及。「パスと一緒。どんなにコースが悪くても、強く蹴らなくてもキーパーと逆に蹴れば入ると、ふと思ってしまった」とプロ11年間で3度しか失敗していないPKの極意を語った。

マンUの守護神ファンデルサールに対しても「初対戦なので絶対に決める自信はある。99%ぐらいマンUが勝つと思っていると思うので世界に驚きを与えたい」と話し、クラブW杯へ意気込んだ。[スポーツウォッチ]