【UFC91】″史上最大の戦い″はレスナーに軍配、クートゥアーは引退を否定
■第2試合 ライト級/5分3R
マーク・ボセック(カナダ)
Def.3R3分16秒/リアネイキドチョーク
アルビン・ロビンソン(米国)
2007年ADCC 77kg級北米予選ウィナー、ノヴァウニオン柔術の黒帯ながら、ATTに移籍して、MMAファイターとして成功を目指すカナダ人ファイターのボセック。対するロビンソンは、デンバーのリング・オブ・ファイアーでキャリアを重ねてきたファイターだ。
UFCライト級戦線ではがけっぷちの状態にある両者だが、その実力の高さは多くの関係者が認めるところ。試合開始早々テイクダウンを奪ったボセック。ハーフガードからパウンドを落とすが、ロビンソンがフルガードに戻す。
クローズドガードを取るロビンソンはそこから腕十字を狙うが、ボセックは左から右へとパスガードを狙い続ける。ここでロビンソンはスイープに成功するが、ボセックは両足タックルの要領でロビンソンを持ち上げ、キャンパスに叩きつけてトップを奪い返す。
そのままサイドを奪ったボセックは、ボディにヒザを落としながら、エルボーを顔面に見舞っていく。巧みなガードワークを狙うロビンソンは、ここでフルガードに戻すことに成功し、パウンドに耐えながらオモプラッタへ。この動きを瞬時に察知したボセックは、再びパスからノースサウスチョークへ。かなりタイト決まったチョークだったが、ロビンソンはタイムアップに救われた。
2R、左ストレートをヒットさせたロビンソン、そのままワンツーで攻め込むが、体を翻したボセックが小手投げに成功、トップを奪う。サイドからヒザ、そしてエルボーと1R同様に試合を支配すると、タックルを狙ったロビンソンにギロチンを仕掛け、再びノースサウスチョークへ。時間はたっぷりと残されていたが、極めるにはいたらず、ボセックはマウントへ移行する。
そのままバックを奪ったボセックは、パンチを顔面に入れながら、チョークへいくが、ロビンソンもしっかりとディフェンスして、ノドに首を食い込ませないようにした。
しかし、上体を起こし逃げようとしたところで、その首に腕を忍び込ませたボセック。一度はその腕を解かれたが、右腕をロックし盤石のバックグラブを狙う。が、ここで胸を合わすことに成功したロビンソンは、オモプラッタも切りぬけ、ギロチンへ。すぐにロビンソンのカカトを払い、リバーサルに成功したボセック。高度なグラウンドの凌ぎ合いは2Rを通して途絶えることはなかった。
3R、いきなり距離を詰めて両足タックルからテイクダウンを奪ったボセック。パスからサイドを奪い、またもエルボーで攻めていく。ロビンソンのスイープ狙いも、足を跳び越え反対側のサイドへ回りこみ、マウント奪取。パウンドを落としながら、バックとマウントをキープし続ける。と、疲れを見せたロビンソンにガッチリとチョークを極め、ボセックが一本勝ち。ベテランが、その強さをようやくオクタゴンで結果に結びつけた。
・『UFC91』全試合結果一覧へ
マーク・ボセック(カナダ)
Def.3R3分16秒/リアネイキドチョーク
アルビン・ロビンソン(米国)
2007年ADCC 77kg級北米予選ウィナー、ノヴァウニオン柔術の黒帯ながら、ATTに移籍して、MMAファイターとして成功を目指すカナダ人ファイターのボセック。対するロビンソンは、デンバーのリング・オブ・ファイアーでキャリアを重ねてきたファイターだ。
クローズドガードを取るロビンソンはそこから腕十字を狙うが、ボセックは左から右へとパスガードを狙い続ける。ここでロビンソンはスイープに成功するが、ボセックは両足タックルの要領でロビンソンを持ち上げ、キャンパスに叩きつけてトップを奪い返す。
そのままサイドを奪ったボセックは、ボディにヒザを落としながら、エルボーを顔面に見舞っていく。巧みなガードワークを狙うロビンソンは、ここでフルガードに戻すことに成功し、パウンドに耐えながらオモプラッタへ。この動きを瞬時に察知したボセックは、再びパスからノースサウスチョークへ。かなりタイト決まったチョークだったが、ロビンソンはタイムアップに救われた。
2R、左ストレートをヒットさせたロビンソン、そのままワンツーで攻め込むが、体を翻したボセックが小手投げに成功、トップを奪う。サイドからヒザ、そしてエルボーと1R同様に試合を支配すると、タックルを狙ったロビンソンにギロチンを仕掛け、再びノースサウスチョークへ。時間はたっぷりと残されていたが、極めるにはいたらず、ボセックはマウントへ移行する。
そのままバックを奪ったボセックは、パンチを顔面に入れながら、チョークへいくが、ロビンソンもしっかりとディフェンスして、ノドに首を食い込ませないようにした。
しかし、上体を起こし逃げようとしたところで、その首に腕を忍び込ませたボセック。一度はその腕を解かれたが、右腕をロックし盤石のバックグラブを狙う。が、ここで胸を合わすことに成功したロビンソンは、オモプラッタも切りぬけ、ギロチンへ。すぐにロビンソンのカカトを払い、リバーサルに成功したボセック。高度なグラウンドの凌ぎ合いは2Rを通して途絶えることはなかった。
3R、いきなり距離を詰めて両足タックルからテイクダウンを奪ったボセック。パスからサイドを奪い、またもエルボーで攻めていく。ロビンソンのスイープ狙いも、足を跳び越え反対側のサイドへ回りこみ、マウント奪取。パウンドを落としながら、バックとマウントをキープし続ける。と、疲れを見せたロビンソンにガッチリとチョークを極め、ボセックが一本勝ち。ベテランが、その強さをようやくオクタゴンで結果に結びつけた。
・『UFC91』全試合結果一覧へ