日本では昔の化粧品というイメージの『うぐいすのふん』を使った美顔法をニューヨークの美容サロンが取り入れて、話題をよんでいる。


ニューヨークの美容サロン「シズカ・ニューヨーク」は日本伝統の「うぐいすのふん」を使った美顔トリートメントを採用して話題となっている。
同サロンのエステ「ゲイシャ・フェイシャル」は料金180ドル(約1万9000円)のコースだ。その特徴は「うぐいすのふん」によるトリートメントを採用したエステで肌を清潔に明るくすることだという。

「うぐいすのふん」は日本で古来美肌に良いといわれ、、江戸時代にはヌカと混ぜてヌカ袋にし、入浴で全身エステに使ったりていた。
当時から高価だったので庶民はヌカだけしか使えず、うぐいすのふんは芸者や歌舞伎役者が用いていたようだ。
たんぱく質分解酵素を含むため、肌の角質がとれてスベスベになる、粒子も細かく毛穴の汚れなども落とす効果があるという。

同サロンのシズカ・バーンスティーンさんは「子どものころに母がこの美容法についてはなすのを聞いた」「常に日本の文化や伝統を自分のサロンに取り入れようとしている」と話している。

日本でも「うぐいすのふん」は通販などでも販売されており、愛用者もいるが、ニューヨークで話題となったことで利用が急増するかもしれない。