マンUを指揮するスールシャール photo/Getty Images

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カーディフ・シティに5-1、ハダースフィールドタウンに3-1と、オーレ・グンナー・スールシャールが指揮を執るマンチェスター・ユナイテッドは確かな結果を残している。特にカーディフ戦では久々にゴールラッシュを見ることになり、サポーターも満足していることだろう。

ジョゼ・モウリーニョ前指揮官の時と比べて攻撃に意識が傾いているのは明らかだが、スールシャールはどのようにチームを変えたのだろうか。ポイントは、サイドバックの姿勢だ。英『Daily Mirror』によると、スールシャールは現代サッカーにおいてサイドバックの攻撃参加が必要不可欠と見ている。今のマンUにもアシュリー・ヤングやルーク・ショーなど攻撃に強みを持つ選手が揃っており、彼らの攻撃参加を1つのカギと考えているようだ。

「私の哲学は、横幅を取ることにある。ハダースフィールドタウン戦ではファン・マタ、リンガードがワイドにいたが、彼らは中へカットインしてくる。そうなればサイドバックが出て行かないといけない。これはマルシャル、ラッシュフォードといった1対1を好む選手をワイドな位置で起用した時との違いなんだ。私はサイドバックを攻撃参加させるのが好きだし、現代サッカーにおいてはサイドバックの攻撃参加が重要だ」

モウリーニョが指揮を執っていた時もサイドバックが攻撃参加する場面はあったが、スールシャールはその姿勢をもっと強めたいのだろう。強豪と対戦した際にも同様の姿勢を貫くのかが楽しみなポイントだが、スールシャールの下でマンUは良い方向に変わろうとしている。