崖っぷちから劇的な決勝T進出…初得点のメッシ「勝てる自信があった」

写真拡大

 アルゼンチン代表は26日、2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦でナイジェリア代表と対戦し、2−1で勝利。グループD最下位から2位に浮上し、劇的な決勝トーナメント進出を果たした。アルゼンチンサッカー協会が公式Twitterで、FIFA(国際サッカー連盟)の公式マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれたFWリオネル・メッシのコメントを伝えた。

 試合は開始14分にエースのメッシが味方の浮き球に反応し絶妙なトラップから右足シュートで先制点をマーク。後半立ち上がりにPKを与えて同点とされ、敗退目前まで追い込まれたが、87分にDFマルコス・ロホが鮮やかなボレーで劇的な勝ち越しゴールを挙げ、2−1で勝利した。

 今大会初ゴールを決めて突破に貢献したメッシは試合後、「僕らはこのゲームに勝てる自信があった。素晴らしい勝利だし、受けるに値する喜びだ。神様がついていると信じていた。多大な貢献してくれたみんなや、アルゼンチンで応援してくれた全ての人たちに感謝したい。代表のユニフォームが全てだ」と語った。

 アルゼンチンは初戦で初出場のアイスランド代表と対戦し、メッシのPK失敗も響いて、1−1でまさかのドロー発進。第2戦ではクロアチア代表に0−3と完敗し、崖っぷちに立たされたが、ナイジェリア戦で執念の勝利を収め、劇的なグループステージ突破を果たした。決勝トーナメント1回戦は、30日にフランス代表と対戦する。