星野仙一氏(写真:Getty Images)

写真拡大

4日、楽天球団副会長で中日や阪神、楽天で監督を務めた星野仙一氏が膵臓癌により死去した。すると6日、テレビ朝日「サタデーステーション」では、星野氏の戦友でもある田淵幸一氏や山本浩二氏、江本孟紀氏のコメントを放送。星野氏への想いを語った。

元日に星野氏からメールが届いていたという田淵氏は、「彼はもう膵臓癌だったんですね。そんなもの微塵もこれっぽっちも見せないで。人間というのは儚いと思うけど、ショック、さみしい、ガッカリ。50年も付き合ったらね」と肩を落とす。

星野氏から届いたメールには「早く元気にしてゴルフできるよ頑張ります!いつもありがとう!」(原文ママ)と書かれており、田淵氏は「最後に『いつもありがとう』って。ええって。『いつもありがとう』という言葉は今までメールでなかったから」とも。

また、先月1日に大阪で行われた星野氏の殿堂入りを祝う会に出席した山本氏は「パーティでちょっと疲れているんじゃないかなと。気をつけようと言ったんだけどね。いやぁ、馬鹿野郎かな。早いぞって」と下を向き、江本氏は闘志剥き出しで乱闘も多かった星野氏について「ほとんど私は芝居だったと思いますよ。ここでこう(乱闘を)やると、みんなが喜ぶんじゃないかなとか、プロだからそういうところを見せなければいけないとか」と話した。