マツダ ロードスター(RED TOPモデル)(画像:マツダ発表資料より)

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 マツダは、同社のブランドアイコンモデルであるオープンカー「ロードスター」と「ロードスターRF」の、現行モデルとしては初となる商品改良を行うことを発表した。併せて発売となる特別仕様車「RED TOP(レッド・トップ)」とともに、12月14日にリリースされる。

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 ロードスターの初代発売は1989年のことだ。現在のモデルは2015年に発売された4代目であり、2016年にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤーとワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを世界で初めてダブル受賞する快挙を成し遂げている。

 今回の商品改良においては、まずボディカラーに新色が3つ追加される。ソウルレッドクリスタルメタリック、スノーフレイクホワイトパールマイカ、エターナルブルーマイカである。また、ロードスターのコンセプトである「人馬一体」をさらに追及するため、リアサスペンションと電動パワーステアリングの制御に綿密なチューニングを施して、しなやかかつ上質な走りを実現している。また、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が導入される。

 特別仕様車「RED TOP」は、ダークチェリー色のソフトトップに、オーバーン(赤褐色)のナッパレザーシートのインタリアを採用した、個性的なカラーコーディネーションを可能とするモデルだ。ドアミラーはボディーと同色で、ボディーとソフトトップの2トーンカラーのコントラストを際立たせる。

 なお、2018年3月31日まで、横浜のマツダR&Dセンター横浜 1Fロビーと、大阪のマツダブランドスペース大阪において、RED TOPの展示が行われる。

 改良後のロードスターおよびロードスターRFの価格は、249万4,800円〜374万7,600円。RED TOPはマニュアル車が304万5,600円、AT車が315万3,600円である。