ZTEが2画面スマホ「AXON M」を発表!docomoからも発売に

ZTEは17日(現地時間)、アメリカ・ニュヨークにてプレス向け発表会を開催し、2枚の約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶ディスプレイを搭載した2画面スマートフォン(スマホ)「AXON M(型番:Z999)」を発表しています。

見開きで2つのディスプレイを合わせると、約6.8インチ2160×1920ドット相当になり、Dolby Atmosに対応した高品質な3Dサウンドとともに音楽を聞きながら雑誌や新聞、書籍などの電子書籍を楽しめます。

なお、日本でもNTTドコモから発売されることが明らかにされ、アメリカのAT&T Mobilityや中国の中国電信およびECサイト「JD」で販売され、AT&Tでは2017年ホリデーシーズン(12月頃)に発売予定。価格はAT&Tでは月額24.17ドル(約2,700円)。さらにAXON Passport M Programを発表されましたが、日本は対象外となっています。



AXON Mは本のように閉じて持ち歩き、開くと2つのディスプレイが使えるいわゆる“2画面スマホ”です。日本では2013年にNTTドコモから発売された「MEDIAS W」以来となり、海外では他にも京セラなどからも販売されていました。

ZTEでは今では一般的となったフルスクリーンタイプやキーボード付きなどに続く、新しいカテゴリーのスマホとしてAXON Mを発表し、大画面化をさらに進めるひとつの解だとしています。そのため、5.2インチ液晶パネル2枚を見開きにすると6.8インチ相当と、タブレットクラスとなります。


またAXON Mでは4つの操作モードを用意し、折りたたんだ状態、開いた状態の縦持ちと横持ち、テーブルに開いた状態でそれぞれ便利に使えるユーザーエクスペリエンス(UX)を導入し、横持ちとした時には下の画面はキーボード入力に使用するなど多種多様な使い方をサポートしています。

他にも発表会では上の画面でYouTubeなどの動画を視聴しながら下画面ではコメントや関連動画を見るなどの使い方を紹介し、これを「Extend Mode」と呼んでいました。また縦持ちしたときには左右に個別のアプリを表示させる「Dual Mode」にも対応。

さらに2つのディスプレイに同じ画面を表示する「Mirror Mode」も。これはどういった使い方ができるかというと、ヒンジを上にした立てて双方にオセロやチェス、将棋などの対戦ゲームをやるといったことが可能だとのこと。



主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 821(MSM8996Pro)」(クアッドコアCPU「2.15GHz×2+1.6GHz×2」)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、約2030万画素リアカメラ(F1.8)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、USB Type-C端子など。

電池は3180mAhバッテリー(取外不可)で、急速充電「Quick Charge 3.0」に対応。サイズ(折りたたみ時)は約150.8x71.6x12.1mm、質量は約230g。OSはAndroid 7.1.2(開発コード名:Nougat)を採用。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)を採用。


動画リンク:https://youtu.be/xX31xYRl-II


動画リンク:https://youtu.be/z11uL2wmLVA


動画リンク:https://youtu.be/kFuQlYVdp5c

記事執筆:memn0ck


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