工藤静香「30年唄わせてもらって、ありがとう」

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歌手の工藤静香が8月31日、ソロデビュー30周年アルバム「凛」発売記念トークイベントを開催した。

映像配信サービス「GYAO!」でも生配信されたこのイベント。冒頭は自身も熱心な工藤ファンで、MCを務めたミッツ・マングローブが、パープルの花束を手渡すところからスタートした。

30年前のソロデビュー曲「禁断のテレパシー」のアナログシングルを手に取ったりと、全てミッツの私物という膨大なアナログ、CD、8cmシングル、カセットをもとにトークは進行。「歌は自分にとって特別なものなので、全部覚えている」という工藤は、ステージ上に並べられた作品群から抜けている作品を見事に当てるなど、自身のリリース作品への強い思い入れを見せた。

後半は12年半ぶりとなるニューアルバム「凛」の聞き所を丁寧に解説。「ずっと応援してくれていた人に絶対に届けたかった」というだけの力作で、「若い人やギター少年にも聞いてほしい」と作品の魅力をアピールした。

最後はミッツが「これからも40年、50年とそのままで歌い続けてください」と言葉を贈ると、工藤も「30年唄わせてもらって、ありがとう」とファンへの感謝の言葉。ミッツの合図で会場のファンが「抱いてくれたらいいのに」を歌唱するなど、温かい雰囲気でイベントは終了となった。

なお、このイベントの模様は、9月7日よりGYAO!の特設ページでアーカイブ配信される予定だ。