1投稿500文字まで、広告・行動追跡もない新たなSNS「マストドン」が流行の兆し
「Mastodon（マストドン）」登録画面
ソーシャルネットワークサービスの「Mastodon」（マストドン）に日本語サーバーが立てられ、流行の兆しを見せている。
オープンソースで提供されているマストドンは、簡単に言うと500文字まで投稿できるTwitter。Twitterと最も異なる点は、個人でもサーバー（インスタンス）が立てられる点で、分散型によりユーザー同士の会話などの情報が一つの会社に独占されることがなくなる。また、広告や行動追跡がなく、プライバシーにも配慮されている。他にも、投稿毎に鍵を設定できるなど、投稿毎に公開範囲を設定できる機能がある。
Twitterと同様の機能は、時系列に沿った公開タイムラインとなっていて、Twitterの使いやすさをベースに、ユーザーがTwitterに求めていた機能を搭載したサービスとなっている。
日本語サーバー設立を受け、本家と言うべきTwitterでも「マストドン」がトレンド入りするなど注目を集めているが、「適当な海外サーバーに登録したら1日持たずにサーバーが消滅してメールアドレスとパスワードだけ持って行かれた」という報告があったり、日本で立ち上がったサーバーの一つが新規登録停止中だったりと、新サービスにありがちな混乱も発生しているので、これから登録するユーザーは安全面を考慮の上利用開始が望ましい。
「Mastodon（マストドン）」
2017/04/14
