舞台に立ち続けて16年。実力派俳優・大山真志の挑戦は続く。
舞台と映像 それぞれの面白さと難しさを知って…
――撮影は10月末にクランクアップされたと伺いました。
はい、このあいだ打ち上げにも参加させていただきまして……あの場が一番緊張したかもしれません(笑)。キャストがほぼ全員いる状況で、「真田家のみなさん、ステージに上がってください」って言われて。僕、真田家じゃないですか。それで、草刈正雄さんとか木村佳乃さんとか、名だたる方たちと一緒にステージに上がることに……。
――それは緊張しそうですね。
先輩方と並ぶだけでも緊張するのに、「ひとり一言ずつご挨拶をお願いします」と言われ……。しかも上の方たちから一言ずつなので、どんどんどんどん自分の番が近づいてきて「うわあぁぁぁ」みたいな(笑)。
――大山さんも真田家の一員なわけですから、そこは!
いやいやいや。テレビで見たことがある!っていう方がたくさんいらっしゃるので、ちょっとミーハーな気持ちになりましたもん(笑)。まぁでも、素晴らしい経験でした。舞台はもちろん続けたいけど、これからは映像にもさらに挑戦して、両立していきたいなって思うようになりました。
――欲みたいなものが出てきました?
あぁ、そうですね。今まで、映像っていう道を考えたことがなかったんですけど、今年初めて、自分のイベントでショートドラマを撮ってみたりとか、なんかちょっと、映像に縁のある年だったんですよね。
――今までは映像に興味がなかったということですか?
映画もドラマも、めちゃめちゃ見ますけど、自分とは別世界みたいな感覚があったんですよね。やってみて、意外と「あ、こういう道もあるんだ」って気づいたというか、新しい発見でした。ただ、映像と舞台で、役者として求められていることの違い、みたいなことはすごく感じましたけど。
――その違いというのを、具体的に教えていただけますか?
舞台はもちろん生ものなので、舞台上で何が起こってもそれに対応する瞬発力ってすごく大事だと思うんですけど、映像となると、一回練習して「では本番です」っていう感じなので、そこで何かを生み出す力があるかどうかの瞬発力が大事になってくる。同じ“瞬発力”でも、全然違うものを求められているなと。あとは、やっぱりテレビって反響が大きいなって実感しました。
――しかも、NHK大河ドラマですから、反響の大きさたるや……。
あぁ、映像ってこんなに力あるんだって。舞台って、見てもらえる人数が違うじゃないですか。お金を払って見に行きたいと思ってくれた方たちが来てくれるもので、やっぱり敷居が高いというか。でもドラマは、何気なくTVをつけたら画面に僕が映っていて、「この人誰だろう?」って思ってもらえるわけですからね。
――今後向かって行きたい、理想の役者像みたいなものはありますか?
映像で自分がどういう役者なのかっていうのをお客さんに知っていただいて、そこから「大山真志を見てみたいな」って舞台に来ていただく……っていうのが、究極の理想形ですかね。
――やはり、自分の一番のフィールドは舞台なんだ、という感覚が。
そうですね、やっぱり楽しいです。もちろん映像も楽しいんですけど、お客さんの顔が見えて、その場でどう思っているのかが感じられるっていうのは、舞台のいいところかなと。カーテンコールでステージに出て行く瞬間が大好きなんです。やり切った!!という達成感がある。やっぱり舞台は格別だなって思います。
――素人考えだと、舞台のほうが360度お客さんに見られているし、何が起こるかわからないぶん、緊張しそうなイメージがありますけど。
舞台って1ヶ月間くらいの稽古期間があって、絶対負けない自信があるというか。もうこれで勝負するって決めて、腹をくくって舞台に上がってるので。「これどうですか?」ってお客さんに投げかけて、それがダメだったら「じゃあ明日はこうしてみようか」みたいに対応することもできるというか。
――なるほど。
そういう面白さもあるし、毎日違うことができる楽しさもある。映像は「一発で、これで決めなきゃいけない」っていう、まぁでもその一回に賭ける面白さもあるんですけどね。舞台と映像は、やっぱり全然別モノだと思いました。
プライベートはインドア派「自宅で映画ざんまい!」
――最後に、プライベートについてのお話をお伺いしたいと思います。オフの日のタイムスケジュールは、どんな感じですか?
1日休みがありまーすってなったら、たぶん前日は夜更かしして、昼くらいに起きて、テレビをつけて風呂に入って。そこから、TSUTAYAで借りてきて映画を見て過ごす。あとは今、稽古中の舞台がダンスと殺陣が多いので、その映像を見て復習したりとか。
――オフとはいっても、完全にお休みの日はそうないですよね。
そうですね(笑)。あと、台本は家で覚えられない人間なので、そういうときはカフェに行ったりします。家だとやりたいことが他に出てきちゃうので、気が散ってしまうんですよね(笑)。
――映画は好きなジャンルがあるんですか?
直感で何本か借りるようにしてるんですけど……わりとハリウッド系の洋画が多いですかね。あとは海外ドラマを、シーズン全部借りてきて一気に見ちゃったりとか。ソファーに寝転がって、ずーっと見ちゃいますね。
――海外ドラマや映画で、最近ハマってるものは?
ドラマだと、ちょっと前のですけど『ウォーキング・デッド』にハマってます。めちゃめちゃ面白いですね。映画だと、マーベル作品。『アントマン』とか『バットマン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』とか。実写版の関連作品を全部借りてきて、つなげて見るのが好きで。
――つなげて見るというところに、凝り性を感じます(笑)。
あははは。ここのシーンとこのシーンがつながってたんだ、とか。ここで伏線になってたんだ、みたいなのを検証したりするのが好きなんですよね。
――では、オフには外に出かけることはなく?
外出するとしたら、ジムに行って、ちょっと体を動かしたりですかね。あとは、犬を飼ってるんですけど、犬と散歩に行ってたわむれたり。でも、あんまり出かけないかな。かなりのインドア派です。
――友だちを誘って、飲みに出かけたりとかは?
みんなでワイワイするのも好きだけど、公演中はキャスト同士で毎日のように行っているので…ね。公演中は、飲みの場じゃないと出ないアイディアとかもあるんですよ。ふざけて言ってたことが「意外といいんじゃないの?」「じゃあ明日試してみようか」みたいな。だから、それはそれですごく好きなんですけど。
――公演が終わってオフになったら、ひとりで飲みたくなりますね(笑)。
はい(笑)。家の近くに行きつけの店があるので、そこでひとりで飲んだりはします。どちらかと言うと、ひとりでしっぽり飲むほうが好きなタイプです(笑)。
【プロフィール】
大山真志(おおやま・まさし)/1989年8月17日生まれ。東京都出身。B型。2000年にデビュー以来、6年間アルゴミュージカルで活躍し、2009〜2010年にはミュージカル『テニスの王子様』に千歳千里役で出演。その後、『ソラオの世界』、『弱虫ペダル』シリーズ、『CLUB SLAZY』シリーズなど、幅広いジャンルの舞台で活躍。テレビドラマは2016年『警視庁・捜査一課長』最終話での登場が初出演で、大河ドラマ『真田丸』に出演。A New Musical『クロスハート』は、東京公演が12月9日〜28日、大阪公演が2017年1月6日〜8日に公演。2017年2月3日〜14日には『ALTAR BOYZ 2017』Team Goldに出演。
【公式HP】http://www.spacecraft.co.jp/oyama_masashi/
【公式ブログ】http://ameblo.jp/oyama-masashi/
大山真志(おおやま・まさし)/1989年8月17日生まれ。東京都出身。B型。2000年にデビュー以来、6年間アルゴミュージカルで活躍し、2009〜2010年にはミュージカル『テニスの王子様』に千歳千里役で出演。その後、『ソラオの世界』、『弱虫ペダル』シリーズ、『CLUB SLAZY』シリーズなど、幅広いジャンルの舞台で活躍。テレビドラマは2016年『警視庁・捜査一課長』最終話での登場が初出演で、大河ドラマ『真田丸』に出演。A New Musical『クロスハート』は、東京公演が12月9日〜28日、大阪公演が2017年1月6日〜8日に公演。2017年2月3日〜14日には『ALTAR BOYZ 2017』Team Goldに出演。
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— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年12月2日
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