石破茂首相は21日までの南米訪問に合わせたトランプ次期米大統領との会談を断念した。日本側は米側も前向きだと自信をのぞかせていたが、米国内法などを理由に断られる形となった。首相は来年1月20日の就任式後の会談を目指して仕切り直しを図るが、調整が円滑に進むかは見通せない。「なるべく早期に会談を実現すべく、トランプ陣営側と意思疎通を続ける」。林芳正官房長官は18日の記者会見でこう強調した。日本側が