防衛省統合幕僚監部は23日、ロシア軍の哨戒機1機が同日、北海道・礼文島付近の領空を3度にわたって侵犯したと発表した。航空自衛隊のF-15戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応。ロシア機に対し、赤外線誘導ミサイルなどをかく乱する「火炎弾(フレア)」を発射した。 【写真】防衛省が公開したIL-38の画像下部のハッチが開いているように見える フレアは、敵のミサイルやセンサーをだますための囮(デコイ)の