夏の甲子園では、例年とは一風異なる現象が見られた。初優勝を果たした京都国際について、選手の活躍以上に「校歌」が注目されてしまったことだ。京都国際の小牧憲継監督(41)の複雑な胸中に、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が迫った(全3回の第1回)。【写真を見る】今夏の話題をさらった京都国際「ハングル校歌」の歌唱***関東第一(東東京)をタイブレークの末に破り、京都勢にとって68年ぶりとなる夏の