上場企業の株主総会が27日、ピークを迎えた。3月期決算企業の3割に当たる約670社が開催し、株主からは業績の低迷や不祥事に厳しい声が相次いだ。投資ファンドなどによる株主提案も多く、経営陣は謝罪や釈明に追われた。「2年連続の大幅な純損失を深くおわびする」。シャープの呉柏勲社長は堺市で開いた総会の冒頭、業績不振を陳謝した。前日の26日に社長交代を発表するドタバタ劇まで演じ、株主は「収益改善の道筋が