政府は27日に公表した6月の月例経済報告で、景気の現状に関し「このところ足踏みも見られるが、緩やかに回復している」とする全体判断を据え置いた。先行きについても「緩やかな回復が続くことが期待される」との判断を維持する一方、欧米で高い金利水準が続くことに伴う景気の下押しリスクを指摘。物価上昇や中東情勢などの影響にも「十分注意する必要がある」と警戒感を示した。その上で、物価高への対応に関し「年金生活