アメリカと中国で紛争が起きる可能性はあるのか。地政学者の奥山真司さんは「可能性はある。起きるとすれば、これまで注目されてこなかった韓国の最西端の島、白翎島をめぐる争いがきっかけになるかもしれない」という――。※本稿は、奥山真司『新しい戦争の時代の戦略的思考』(飛鳥新社)の第9章〈危機に乗じる中国「次の一手」〉の一部を再編集したものです。写真=Avalon/時事通信フォト2017年8月25日、インド洋西部海