60歳で定年を迎え、65〜70歳まで再雇用されるケースが増えている。雇用は確保されるものの、安い給料に不平不満をこぼす人も少なくない。家庭の事情で幼少時から苦難な生活を強いられ、働くことを余儀なくされたフリーライター歴45年の野原広子さん(66)は、「私の原点はパシリ。どんな苦難でも受け入れ、カネがないなら稼げばいいという考えを現在も貫いている。そんな姿勢を定年後の人生を歩む方も持つべきかもしれない」という