12月1日、イスラエル軍の攻撃で負傷し、病院に運ばれる子ども=ガザ地区中部デールバラハ(ゲッティ=共同)10月7日朝6時半。国境なき医師団の一員としてガザ中心部の宿舎にいた私は、ミサイルと爆発の音で目を覚ました。窓を開けると、目の前のビルのうしろから無数のミサイルが打ち上げられているのが見えた。それを境にガザの日常は一変した。私もそれから約1カ月、昼夜にわたり空爆が続くなかで、避難の日々を送ることになった