プロ6年目だった昨季、大ブレイクした山粼颯一郎のマウンド姿はオリックスファンのみならず、多くの野球ファンを虜にした。190センチの長身から繰り出される最速160キロのストレートに鋭く落ちるフォーク、さらにはナックルカーブやカットボールも駆使。とくにヤクルトとの日本シリーズでは、強力なセットアッパーとして4試合に登板し、日本一の原動力となった。一軍初登板はプロ5年目。それまでの4年間はファームで