連載「斎藤佑樹、野球の旅〜ハンカチ王子の告白」第13回前回の記事はこちら>>2006年夏、西東京大会の決勝。センバツでベスト8まで勝ち上がった早実と、2年連続で夏の甲子園出場を目指す日大三の"横綱対決" ──斎藤佑樹は初回、強打の日大三に2本のスリーベースヒットを打たれて早くも2点を先制されてしまう。1年前とは違う自分がいた当時の僕は立ち上がりが苦手で、フワッと試合に入ってしまう感じがありました。あの