新型コロナウイルスの感染拡大により、雇用や差別など「人権の危機」が生じているとして、日弁連は2月15日、ウェブシンポジウム「新型コロナウイルスと人権〜差別・偏見のない社会を目指して〜」を開催した。法律家のほか、医学者や心理学者を交えて、なぜ差別が起きるのか、どのような社会を作るべきなのかを議論した。●「コロナで影響を受けなかった人権分野はない」荒中会長は冒頭でシンポジウムの目的について次のようにあい