韓国で今月15日に行われた国会議員選挙。253の地域区(選挙区)と47の比例代表を合わせて300議席が争われたが、文在寅大統領の与党・共に民主党とその系列政党が180議席を獲得し、単独過半数を確保した。一方、野党の未来統合党は系列政党を合わせても103議席の獲得にとどまった。今回の選挙で注目を集めたのは、脱北者候補の当選だ。未来統合党所属で、ソウル市の江南区甲選挙区から出馬した北朝鮮出身の太永浩(テ・ヨンホ)元駐