「世界のビッグ7」の1隻に数えられた戦艦「陸奥」は、同「長門」と共に、旧海軍の象徴でした。ところがその最期は、瀬戸内海に停泊中、爆発事故を起こし沈没するというもの。1943年6月8日、その日「陸奥」になにが起きたのでしょうか。緊急電「ムツ バクチンス 一二一五」1943(昭和18)年6月8日、山口県岩国市柱島沖には戦艦「陸奥」、「長門」、「扶桑」、重巡洋艦「最上」、軽巡洋艦「大淀」ほか、第十一水雷戦隊(駆逐艦4隻