佐川急便のトラックドライバーの男性(38)が精神疾患になったのは、上司から配置転換を強要されたことや、月110時間以上の残業が原因だとして、熊谷労働基準監督署(埼玉県)が労災認定をおこなった。男性本人と代理人弁護士が12月4日、東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見を開いて明らかにした。認定は10月30日付。●上司から繰り返し「配置転換」を迫られた代理人をつとめた増田崇弁護士によると、男性は2009年、佐川急便に入