江戸時代、西国(京都・三条大橋)と東国(江戸・日本橋)とを結ぶ重要な街道であった中山道。木曽を通るので、「木曽路」「木曽街道」とも呼ばれます。多くの旅人が歩いた街道には69か所の宿場が置かれました。そのうち11か所の宿場を「木曽十一宿」と呼びますが、今回はそのひとつである、妻籠宿(つまごじゅく)を紹介します。妻籠宿は、長野県南木曽町(なぎそちょう)にある、全国で初めて古い街並みを保存した宿場町。国の重