火星第1衛星の「フォボス」。JAXAによるサンプルリターンミッション「MMX」も計画されているこの衛星が火星の回りを周回する様子を、ハッブル宇宙望遠鏡がタイムラプス撮影として捉えました。フォボスは火星の周りを7時間39分という高速で公転しており、これは火星の自転周期よりも早いものです。さらに同衛星は太陽系の衛星の中でも最も母惑星に近いことで知られており、火星からの距離はわずか約6,000km。地球と月の平均距離