夏の鹿児島大会は、史上初の延長15回再試合を戦った樟南と鹿児島実、伝統校の頂上決戦が大きな話題となったが、ノーシード県立校の快進撃も印象に残った大会だった。中でも川内は昨秋、今春とこの1年間、県大会未勝利で夏を迎えたが、3回戦で第6シード大島に競り勝ったのを皮切りに、準々決勝では第3シード神村学園にサヨナラ勝ちし、4強入りを果たした。準決勝では第2シード樟南を相手に9回裏、1対3と2点ビハインドから6番・