米国消費者情報誌でMAZDAの評価がジャンプアップ!
米国の有力な消費者情報誌「コンシューマー・リポート」(Consumer Reports)が先頃「ブランド・リポート・カード」ランキングを発表、その中で日本勢のブランドが1〜3位を独占しました。
このランキングは同誌による走行試験や、米政府・保険業界の安全性テト結果をベースに決定されているもの。
「Lexus」が3年連続で首位を維持しており、同誌によると「全体的に非常に良好な走行性能と高い信頼性を持つ」と評しています。
上位10位では2位に昨年6位からジャンプアップした「Mazda」、3位に「Toyota」、5位に「Subaru」、8位に「Honda」がそれぞれランクインしています。
米ブランド「Buick」のトップ10入りは初めてで、米国誌と言えども自国車の大半が圏外に位置しているのが特徴的。
<2015年度 ブランド・リポート・カード ランキング>
またVWグループでは「Audi」が4位、「Porsche」が6位にそれぞれランクインしたものの、本家「VW」が15位の状況で、米国での苦戦ぶりを象徴しているかのようです。
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日本勢の中で上位10位圏外となっているのが「Acura」、「Infiniti」、「Nissan」、「Scion」などのブランド。
車種別のベストカーでは10部門の中で日本勢が「Subaru」が3部門、「Toyota」が2部門、「Honda」が1部門と計6部門で選出されています。
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スバルの「フォレスター」が小型SUV部門でトップとなっており、トヨタの「ハイランダー」が中型SUV部門で首位。
最優秀モデルには2年連続で米テスラ・モーターズのモデルSが選ばれています。
このランキングを発表しているコンシューマー・リポート誌は米国消費者からの注目度が高く、その影響力も大きいと思われますが、実際の販売台数では米国勢がやはり上位にランキングされており、中でもピックアップトラック、SUV系が好調を維持。
今年2月までの米国に於ける累計販売台数ではGMが43.4万台で首位、2位がFordで35.7万台、3位がToyotaの34.9万台、4位がChryslerの30.2万台、5位がNissanの22.2万台、6位がHondaの20.7万台といった状況。
つまり、米国でも日本と同様に車両評価の高さと販売台数が必ずしも一致している訳ではなく、最終的には消費者が各ブランドに持つイメージが新車購入の決め手になっているようです。
いずれにしても世界の自動車ブランドの中でMazdaの急速なランクアップには目を見張るものが有り、今後が大いに注目されます。
■コンシュマーレポート Webサイト
http://www.consumerreports.org/cro/magazine/2015/04/car-brand-report-card/index.htm
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(Avanti Yasunori)
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