「炭水化物=太る」はまちがい?「米」のヤセ効果とは
「炭水化物=太る」というイメージは思いのほか強烈で、ちょっと体重を減らしたいな、ダイエットしないとな、という時、何となく米やパンを食べるのを控えてしまうのは筆者だけではないはず。
この「炭水化物=太る」という図式はあながち間違っているわけではなく、炭水化物を摂って血糖値が上がることで分泌されるインスリンの働きで脂肪量が増えるというのは事実です。ただ、だからといって「炭水化物はダイエットの大敵」と決めつけるのは早計というもの。
『おむすびダイエット─米を21日間食べてやせる』(小澤幸治/著、自由国民社/刊)は、日本人の好きな炭水化物である「米」を積極的に食べるダイエット法を紹介しています。本書によると、米には前述の短所を補って余りあるほどの長所があるのだそうです。
■豊富な水分で便秘解消
米には、たくさんの水分が含まれているため、便を軟らかくして排便を促してくれます。
また、米のでんぷんは「難消化性でんぷん」といって、食物繊維と似た働きがあり、大腸まで届いて腸を掃除してくれる働きも。
■炭水化物の中では脂肪がつきにくい
パンや麺は粉から作る炭水化物ですが、米は粒のまま食べるため、消化に時間がかかります。これは、炭水化物を摂取することによる血糖値の上昇もゆるやかになることを意味し、パンや麺ほど脂肪分は増えないといいます。
また、粒状の食べ物は噛む回数が多くなるので満腹感を感じやすいというのもポイントです。
■実は良質なタンパク源
炭水化物だということばかりが知られていますが、実は米にはタンパク質も含まれています。
タンパク質のバランスを評価する「アミノ酸スコア」というものがあるのですが、米はこの数値が、パンや麺類などの主食の中でナンバーワン。良質のタンパク質を摂れるというのも、米の魅力です。
■免疫力を高める亜鉛を摂取
さらに、米には免疫力を高め、精神を安定させる働きがあるとされる亜鉛も含まれています。
決して大量に含まれているわけではないのですが、積極的に米を食べることで、結果として亜鉛を多く摂ることができます。
いかがでしたか?
「炭水化物」とだけ認識されている「米」ですが、実は様々なミネラルを含む健康食品で、「ダイエットの大敵」などでは決してありません。
本書には、この米の性質を利用し、美しく健康的に、リバウンドせずに痩せるメソッドが紹介されていますので、今年こそは痩せたいという人、どうしてもダイエットがうまくいかないという人は、これまでのやり方を見直す意味でも、「米」に注目してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
この「炭水化物=太る」という図式はあながち間違っているわけではなく、炭水化物を摂って血糖値が上がることで分泌されるインスリンの働きで脂肪量が増えるというのは事実です。ただ、だからといって「炭水化物はダイエットの大敵」と決めつけるのは早計というもの。
『おむすびダイエット─米を21日間食べてやせる』(小澤幸治/著、自由国民社/刊)は、日本人の好きな炭水化物である「米」を積極的に食べるダイエット法を紹介しています。本書によると、米には前述の短所を補って余りあるほどの長所があるのだそうです。
米には、たくさんの水分が含まれているため、便を軟らかくして排便を促してくれます。
また、米のでんぷんは「難消化性でんぷん」といって、食物繊維と似た働きがあり、大腸まで届いて腸を掃除してくれる働きも。
■炭水化物の中では脂肪がつきにくい
パンや麺は粉から作る炭水化物ですが、米は粒のまま食べるため、消化に時間がかかります。これは、炭水化物を摂取することによる血糖値の上昇もゆるやかになることを意味し、パンや麺ほど脂肪分は増えないといいます。
また、粒状の食べ物は噛む回数が多くなるので満腹感を感じやすいというのもポイントです。
■実は良質なタンパク源
炭水化物だということばかりが知られていますが、実は米にはタンパク質も含まれています。
タンパク質のバランスを評価する「アミノ酸スコア」というものがあるのですが、米はこの数値が、パンや麺類などの主食の中でナンバーワン。良質のタンパク質を摂れるというのも、米の魅力です。
■免疫力を高める亜鉛を摂取
さらに、米には免疫力を高め、精神を安定させる働きがあるとされる亜鉛も含まれています。
決して大量に含まれているわけではないのですが、積極的に米を食べることで、結果として亜鉛を多く摂ることができます。
いかがでしたか?
「炭水化物」とだけ認識されている「米」ですが、実は様々なミネラルを含む健康食品で、「ダイエットの大敵」などでは決してありません。
本書には、この米の性質を利用し、美しく健康的に、リバウンドせずに痩せるメソッドが紹介されていますので、今年こそは痩せたいという人、どうしてもダイエットがうまくいかないという人は、これまでのやり方を見直す意味でも、「米」に注目してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)