iPhone片手で料理を作る時代へ!誰でもヘルシー&リッチな食事が作れる3Dフードプリンタ
iPhoneによる変革はついに食卓にもやってくるらしい。
忙しい朝の食事の準備も、友人たちを集めてワイワイ楽しむホームパーティーも、これからはiPhone片手にメニューを選ぶだけで準備できてしまう時代になる。
スペインのNatural Machinesの開発した3Dフードプリンタ「Foodini」がKickstarterで資金調達を開始。早ければ2015年1月にも製品化される予定だ。
●3Dプリンタは知っているが、3Dフードプリンタって何?3Dフードプリンタ「Foodini」は、粉砕した食材を専用のカートリッジに入れ、それをノズルから押し出すことで料理を完成させることができる。そのまま食べられる料理ものもあれば、完成した料理をオーブンなどで加熱して仕上げる料理もある。
例えばピザの場合
ピザを「印刷」した後、オープンで数分焼き上げる必要があるといった具合だ。
そんなの、どこが便利なの? と思われるかもしれない。しかし、
・粉を手でこねて生地をつくる
・生地を円形に広げる
・ピザソースをまんべんなく塗り付ける
こういった手作業を一切しなくて手作りピザが家庭でつくれるとしらどうだろう?
すごく便利で、リッチではないだろうか。
3Dフードプリンタ「Foodini」なら、ピザの材料カートリッジを取り付け、Foodini本体の画面からピザを選択すれるだけで、きれいな円形で、しかも均一にソースが塗られた「生ピザ」が出来上がる。
このようにFoodiniは、最近人気のカートリッジ式コーヒーメーカーのように、食材のカートリッジさえ装着すれば、あとは自動で料理を作ってくれる。
メリットは、ヘルシーさ、リッチさ、作りたて感だ。
・忙しい時間でもワンタッチで料理ができる
・急な来客でもすぐに料理が用意できる
・一人暮らしでもリッチな料理がつくれる
・料理が苦手な人でプロの料理が作れる
・無添加、ヘルシーな食材で料理ができる
一方デメリットは、最大のライバル冷凍食品の手軽さ
3Dフードプリンタ「Foodini」の最大のライバルは、今やコンビニや様々な店舗で手軽に手に入る冷凍食品だ。冷凍食品は電子レンジさえあればワンタッチで食事を楽しむことができる。Foodiniは確かに自動で料理を「印刷」できるものの、冷凍食品の手軽さには負けてしまうかもしれない。
カートリッジに食材を入れてFoodiniにセット。あとはiPhoneなどで料理を選べば「3D調理」してくれる
●無添加で、だれでもできる良質な食事
Foodiniは最近話題の3Dプリンタを食品に応用した製品である。
一見、昨今の3Dプリンタブームにのって気をてらった製品に思われるかもしれない。だがFoodiniが本当に目指しているものは「添加物の無い食品を使った料理を手軽に作り上げる」ことで、人々の生活を健康的なものにすることなのだ。
確かに巷にあふれる冷凍食品は手軽かもしれない。しかし防腐剤などが健康やアレルギーを持つ人には、安心と優しさが無い製品でもある。また油を多用した製品も多く、小さい子供や肥満など、健康を気にする人にも好ましくない。
Foodiniならばその場で、無添加でアレルギーなどに配慮した食材を粉砕してカートリッジに詰めるので、市販の冷凍食品とは安心感が大きく違う。そしてカートリッジを装着するだけですぐに添加剤などの無いヘルシー料理ができあがるというわけだ、
●メニューやレシピをネットから無尽蔵にゲット
Foodiniはインターネットに接続して、様々なメニューをダウンロードすることができる。もちろんiPhoneなどのスマートフォンや、iPadなどのタブレットからのコントロールも可能だ。
Foodiniで「印刷」できる料理例。そのまま食べられるものや、印刷後加熱して調理するものも作れる
●カートリッジの販売も計画中
Foodiniは将来、食材をあらかじめ詰めたカートリッジの販売も計画している。いずれはスーパーマーケットの食品コーナーに「3Dフードプリントカートリッジ」として、様々な食材カプセルが売られる時代が来るかもしれない。
またFoodiniもオーブンや電子レン機能が内蔵されたり、食材カートリッジを保管できる冷蔵庫機能も組み込まれたりするかもしれない。
そうなれば、
「ワンタッチで簡単にヘルシーな料理」
「子供でも楽しくできる調理」
そんな夢のような食卓が来るかもしれない。3Dフードプリンタのこれからの進化が楽しみだ。
山根康宏
忙しい朝の食事の準備も、友人たちを集めてワイワイ楽しむホームパーティーも、これからはiPhone片手にメニューを選ぶだけで準備できてしまう時代になる。
スペインのNatural Machinesの開発した3Dフードプリンタ「Foodini」がKickstarterで資金調達を開始。早ければ2015年1月にも製品化される予定だ。
●3Dプリンタは知っているが、3Dフードプリンタって何?3Dフードプリンタ「Foodini」は、粉砕した食材を専用のカートリッジに入れ、それをノズルから押し出すことで料理を完成させることができる。そのまま食べられる料理ものもあれば、完成した料理をオーブンなどで加熱して仕上げる料理もある。
例えばピザの場合
ピザを「印刷」した後、オープンで数分焼き上げる必要があるといった具合だ。
そんなの、どこが便利なの? と思われるかもしれない。しかし、
・粉を手でこねて生地をつくる
・生地を円形に広げる
・ピザソースをまんべんなく塗り付ける
こういった手作業を一切しなくて手作りピザが家庭でつくれるとしらどうだろう?
すごく便利で、リッチではないだろうか。
3Dフードプリンタ「Foodini」なら、ピザの材料カートリッジを取り付け、Foodini本体の画面からピザを選択すれるだけで、きれいな円形で、しかも均一にソースが塗られた「生ピザ」が出来上がる。
このようにFoodiniは、最近人気のカートリッジ式コーヒーメーカーのように、食材のカートリッジさえ装着すれば、あとは自動で料理を作ってくれる。
メリットは、ヘルシーさ、リッチさ、作りたて感だ。
・忙しい時間でもワンタッチで料理ができる
・急な来客でもすぐに料理が用意できる
・一人暮らしでもリッチな料理がつくれる
・料理が苦手な人でプロの料理が作れる
・無添加、ヘルシーな食材で料理ができる
一方デメリットは、最大のライバル冷凍食品の手軽さ
3Dフードプリンタ「Foodini」の最大のライバルは、今やコンビニや様々な店舗で手軽に手に入る冷凍食品だ。冷凍食品は電子レンジさえあればワンタッチで食事を楽しむことができる。Foodiniは確かに自動で料理を「印刷」できるものの、冷凍食品の手軽さには負けてしまうかもしれない。
カートリッジに食材を入れてFoodiniにセット。あとはiPhoneなどで料理を選べば「3D調理」してくれる
●無添加で、だれでもできる良質な食事
Foodiniは最近話題の3Dプリンタを食品に応用した製品である。
一見、昨今の3Dプリンタブームにのって気をてらった製品に思われるかもしれない。だがFoodiniが本当に目指しているものは「添加物の無い食品を使った料理を手軽に作り上げる」ことで、人々の生活を健康的なものにすることなのだ。
確かに巷にあふれる冷凍食品は手軽かもしれない。しかし防腐剤などが健康やアレルギーを持つ人には、安心と優しさが無い製品でもある。また油を多用した製品も多く、小さい子供や肥満など、健康を気にする人にも好ましくない。
Foodiniならばその場で、無添加でアレルギーなどに配慮した食材を粉砕してカートリッジに詰めるので、市販の冷凍食品とは安心感が大きく違う。そしてカートリッジを装着するだけですぐに添加剤などの無いヘルシー料理ができあがるというわけだ、
●メニューやレシピをネットから無尽蔵にゲット
Foodiniはインターネットに接続して、様々なメニューをダウンロードすることができる。もちろんiPhoneなどのスマートフォンや、iPadなどのタブレットからのコントロールも可能だ。
Foodiniで「印刷」できる料理例。そのまま食べられるものや、印刷後加熱して調理するものも作れる
●カートリッジの販売も計画中
Foodiniは将来、食材をあらかじめ詰めたカートリッジの販売も計画している。いずれはスーパーマーケットの食品コーナーに「3Dフードプリントカートリッジ」として、様々な食材カプセルが売られる時代が来るかもしれない。
またFoodiniもオーブンや電子レン機能が内蔵されたり、食材カートリッジを保管できる冷蔵庫機能も組み込まれたりするかもしれない。
そうなれば、
「ワンタッチで簡単にヘルシーな料理」
「子供でも楽しくできる調理」
そんな夢のような食卓が来るかもしれない。3Dフードプリンタのこれからの進化が楽しみだ。
山根康宏