コンフェデ主力組の中心の中、先発の柿谷「違和感いっぱいあった」

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「キリンチャレンジカップ2013」が14日に行われ、日本代表とウルグアイ代表が対戦した。日本はウルグアイのFWディエゴ・フォルランに2ゴールを許すなど、4失点を献上。香川真司本田圭佑がゴールを決めたものの、2−4で敗れた。

 試合後、先発出場した柿谷曜一朗が、敗戦を振り返って以下のようにコメントした。

 東アジアカップで代表初招集となり、コンフェデレーションズカップまでの主力組とは初連携となった柿谷だが、「連携どうこうっていうより、僕の代表での仕事っていうのは、やっぱりディフェンスからしっかりやるっていうのが僕の中にあって、しっかりディフェンスで追い込んでからボールをつなげる。そして2列目の圭佑君だったり真司君だったりにしっかり落とし、そこからの攻撃が日本の攻撃だと思うんで。その中でもう1回、自分が関わってゴール前に詰めるだったり、自分の中で試合をやりながらイメージはできていたんで。でも、もっと練習なり、お互いがコミュニケーションを取ってもっとやれると思ったし、もっとやりたいと思ったし、自分からもっと自分のよさっていうのをボランチの選手に伝えるのもそうですし。やっぱりチームとしてのコンセプトの中で自分が崩しに関われるようにコミュニケーション取っていければ、もっとやれるという自信というのは(ありますね)」と、ある程度の手ごたえがあったことを口にした。

 ウルグアイ代表については、「正直ウルグアイは、個の能力はありましたけど、チームとして戦った時、絶対に勝てると思ったし、結果は負けてしまったし、僕も何もやってないし、ゴールも奪えなかったですけど、自分の中で次やったらもっとよくなると思う。自分の中での戸惑いとかもあったので、迷いながらやってたところもあったし、そういうのがなくなってきて、もっとチームに貢献したいなと思ったし、また呼んでもらえるようにJリーグで頑張ろうと思いました」とコメントした。

 初めてともに代表でプレーする選手が多い中、違和感はなかったか問われ、「いっぱいありましたよ。1トップやっている分、違いがありましたし、正直、今日は2〜3本、僕がほしいタイミングの時がボランチも含めてあったんですよ。そういうタイミングの時にいつも裏に抜け出していたのに、今日は弾いていたんですよ。それが別に見えているんですよね。目も合っているんですけど、僕を囮にしてバイタルに入れたりとか、1回外に広げたりとかだったので、そこはもっと僕も要求していいと思うし」と、意思疎通に違いがあったと答えている。

 課題については、「いっぱいありますけど、自分の中で『こういう選手たちなんや』って分かった部分はあります。真司君も昔、一緒にやっていたけど、だいぶやっていなかった分、少し薄れていたのは実際あるし。でも、ボールを持たしてからだったり、スペースを使うとかいろいろありましたね。ぶっちゃけ圭佑君もそうやし、オカさん(岡崎慎司
もそうやし、初めてじゃないですか。迷いっていうか、いろいろ考えながらやっていた部分も多かったんですけど、そこを言われましたけどね、『迷わんとやれ』と」と、連携面の向上を挙げた。